12 ANTARES HG OH

'12アンタレスHG 分解メンテナンス & 海水使用レポート


久々のリール分解ネタ。
シマノの12アンタレスのハイギアモデル。

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3年間バラしてません。

そしてまさかの淡水専用モデルです...


本体A、Bがアルミなのに対してフレーム、スプールがマグネシウムってことで
電蝕する恐れがあることからの対応だとは思いますが...


淡水専用12アンタレスを海で使うとどうなんの?

ってとこを含めて見てきたいと思います!


ちなみに普段はのメンテは


使い終わったら釣り場ですぐに真水ぶっかけて洗う


気の向いた時にオイル差す程度です


使用期間は3年(海水では7ヶ月弱)

一応確認はしたつもりですけど抜けてたり飛んでたりしたらゴメンなさい。

もしどこか変なとこ間違ったとこあったら突っ込みくれるとありがたいです。


それではまず




1.ハンドル周りの分解


まず、ドラグを緩めてから

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固定ボルトを1本外すと

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バネがカッコよくなってます

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2.外装パーツの取り外し


まずはサムレストから

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固定ボルト3本外して

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次はレベルワインドガード

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これは外さなくても大丈夫だけど外したほうが結果的に作業は早い


次は本体A

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こちらも3本固定ボルト外して

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ここにはエスケープハッチのバネが付いてるので注意!


今回のアンタレスは見事に固定ボルトのサイズバラバラなのでそれぞれ分けといたほうが後で面倒くさいことにならないのでいいかも。


で、次はメカニカルブレーキと本体Bのベアリング

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ピニオンギアがベアリング2点支持になっております。

素晴らしい!

 

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こちらは従来通り。
SVS∞は個人的にはあんま好きじゃないなぁ。
ノーマルのSVSのが好き。




3.ドライブギア、ピニオンギア周りの分解

 

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本体Aをぱかっと開けますとこんな感じ。
パッと見は綺麗ですね。
ピニオンとこのグリスがサビで若干変色してるくらいかな。

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特に考えずに外せるものを外していきます。

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ギアは結構サビきてますね。
歯は綺麗だけど。
まぁこんなもんといえばこんなもんかな。
今はメーカーでもベイトにはドラググリス塗ってないのかな?
前は塗ってあったような気がするんだけどな...
新しいリールバラすの久しぶりすぎて忘れたけど、
塗ってあったらここまで錆びないような気もする。




4.クラッチ周りの分解

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押え板外したら勝手に外れました。
バネ飛ばし注意!



 

5.ドライブギア軸周りの分解

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固定ボルト2本で固定されてるのでそれを外して、
1番先端のEリングを外すと、

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バラバラになります。

で、

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ここですよ。
ドライブギア軸の収まる穴。
アンタレスAR、DCともにここに穴が空いてるんですよね。
初代は確か無かった。
この穴からじゃんじゃん海水入って速攻でベアリングサビサビになってたんですよね。
で、ハンドルゴリゴリになる1番の原因だったわけ。
グリスで埋めたりしてたんだけど長持ちはしなかったな...
でもそれが今回は無い!
新しいアンタレスで1番嬉しかったのがここ(笑)



 

6.レベルワインド周りの分解


まずは、

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レベルワインド受けを外して、

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ウォームシャフトピンまで外してから、

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こちらのEリングを外しますと...

後は、

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勝手にバラけます。

今まで入ってたウォームシャフトギアのとこのベアリング無くなったのね...

ここもよくサビるとこだったしなぁ。

あと、受けAとギアの間にあるはずの座金が入ってなかったんだけどいいのか?

入れ忘れなのか要らないと判断されたのか、

まぁいいけど...


とここまで分解したところで

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分解終了。


まぁ後はネジ1本外せばクラッチレバーが外れますし、

Eリング外せば本体Bが外れます。

今は必要無いので外しません。

綺麗に掃除してから次は組み立て。

組み立て時に使ったグリス、オイルは全て純正で


ギアにDG10

可動部、その他にDG06

スタードラグ座金にDG04

ベアリングはSP-013A


です。



 

7.レベルワインド周りの組み立て

 

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レバルワインド組

レベルワインド棒

をフレームに装着

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ウォームシャフトギア


座金(自分のには入ってなかった...)


ウォームシャフト受けA


ウォームシャフト


を組んで

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フレームに装着


で、

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レベルワインドパイプ

ウォームシャフト受けB

座金

Eリング


を装着

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Oリング


ウォームシャフトピン

座金


レベルワインド受け


を装着

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8.クラッチ周りの組み立て

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まずは、


ベアリング(8×12×3.5 SARB)

をフレームに装着して、

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クラッチツメに、

クラッチツメブッシュを装着。


これ、スゴイよね。

今までここにブッシュなんて付いてなかったのに

メチャクチャ細かいとこだけどここまでこだわって作ってるってスゴイ!


そんで、


クラッチツメの、

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ここと、

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クラッチプレートのこの穴が連結されてレバーと連動するってとこを頭に入れて、


クラッチツメ

クラッチツメバネ(長い方がフレーム側)


クラッチカム


を、

 

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こんな感じでセットして、


プレートの穴とツメの出っ張りを合わせる感じで、


ぐりっと押し込みます。


で、押さえたまま、

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クラッチカム押え板を固定ボルトで固定して、完成!



 

9.ドライブギア軸周りの組み立て

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ドライブギア軸に、


ウォームシャフトギア

ドライブギア軸固定板

ベアリング(5×8×2.5 SARB)


座金


Eリング

 

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を組んで、

 

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フレームに装着(向きに注意)


ついでに、


クラッチヨークとピニオンギアも、


装着しちゃいましょ。



 

10.ドライブギア周りの組み立て

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ストッパーギア


スタードラグ座金


ドライブギア


スタードラグ座金


スタードラグ板


ローラークラッチインナーチューブ


をドライブギア軸へ


ドラググリスはお好みで。


ベイトだと塗らないって人も多いと思うし。

自分はロックに使うリールには超うっすらつける程度。


後は釣る魚、場所によって調節する感じで。


グリスは必ずドラグ専用の物を(シマノ指定は純正DG04)


緩いのいっぱい付けるとフッキングで滑るので注意ね。

 

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で、クラッチヨークバネを装着して内部は終了。

 

 


11.外装パーツの取り付け


まずは本体A

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若干見にくくなっちゃったけど...


こんな感じで、


次はレベルワインドガード

 

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で、サムレスト

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固定ボルトの位置はこんな感じで、

 

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次はメカニカルブレーキと本体Bのベアリング

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カニカル側は、

ベアリング(5×9×4 SARB)

ベアリング間座

ベアリング(3×10×4 SARB)

ベアリング抜け止め


本体B側は


ベアリング(3×10×4 SARB)


ベアリング抜け止め

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ブレーキパイプも綺麗にしてオイルで拭いてます。

 

 


12.ハンドル周りの組み立て

 

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ベアリング(8×12×3.5 SARB)


スタードラグベアリング座金


ドライブギア座金×2


スタードラグスペーサー


スタードラグ固定ナット


スタードラグバネ


座金

 

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スタードラグ


ハンドル組


ハンドル固定ナット


リテーナー


固定ボルト


を組んだら、

 

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完成!


ということで、ギアの面の部分に少しサビが出てたくらいで特に問題のある部分はありませんでした。
結局のところ淡水専用とは言え使ってすぐ水洗いさえしていれば特に問題ないように思いますね。
自分の場合は車に積んだ水タンクからジャバジャバぶっかけまくってます。

淡水専用に限らず使用後はできるだけ早く真水かけるのが大事ですね!

海水対応でも手入れしなきゃすぐダメになっちゃうし。


とりあえず今の所問題なしということで!



3年ほど使用した後のレポートも追加しました。

weedbedmonster.hateblo.jp